医師紹介|名古屋市で訪問診療なら、けやき訪問クリニック 医師紹介|名古屋市で訪問診療なら、けやき訪問クリニック

院長プロフィール

医師紹介

中西康介

  • 1973年5月4日生まれ、愛知県江南市出身
  • 東京大学大学院博士課程 薬学博士 修了
  • 藤田医科大学 卒業

滝高校、東京大学薬学部に進学。大学在学中はバックパッカーとして欧州、北米、中国、インド、東南アジアなどを放浪して過ごす。東京大学大学院博士課程の修了後は協和発酵キリン株式会社(現:協和キリン株式会社)の研究開発職で新薬の開発に携わっていたが、父親の死をきっかけに医師の道へ。
藤田医科大学で総合診療を学び、名古屋第二赤十字病院、藤田医科大学病院、大同病院、豊田地域医療センター、岡崎医療センターに勤務。2021年10月にけやき訪問クリニックを開業。

ごあいさつ

この度、名古屋市天白区で
訪問診療のクリニックを
開業いたしました。
私自身はサラリーマンを経てから医師となり、
かなり遠回りの人生を歩みましたが、
訪問させていただく患者様は私よりも人生経験の長い方が大半です。
これまでの歩みを伺いながら、
住み慣れた環境での生活を
全力でサポートさせていただきます。
医師紹介

医師を志したきっかけ

製薬企業で行っていた新薬開発は、成功すれば何千万人もの人が救える、とても意味のある仕事です。しかし成功確率は数十万分の1ととても低く、ほとんどのプロジェクトが失敗で終わること、たとえ成功したとしても自分自身は臨床で使用される現場に携われないことなどにやりきれない思いを感じていました。

一つの専門を極める研究職よりも、一人ひとりの患者さんに接することができ、自分の関わった新薬の臨床にも関われる医師という職業に魅力を感じて、医師を目指しました。

医師紹介

父の死と医療

そんな時、父親の死に直面し、今まで意識したこともなかった「ヒトは必ず死ぬ」という現実を思い知らされました。お金持ちも貧乏人も、人生で大成功を収めた人も失敗した人も人間は100%死ぬ。その事実が、逆に人間を平等たらしめているとも思いました。

ならば「死」をネガティブなこととするのではなく、ポジティブに捉えられないか。

医師の仕事が「病気を治療して人を生かすこと」なら、人間相手である限り、その目標を全うすることはできません。
しかし「病気と付き合いながら、住み慣れた場所でその人らしく過ごすこと」が目標であればどうでしょうか。特に、医師のホーム「病院」で患者さんを待つのではなく、患者さんのホーム「自宅」に飛び込める在宅医療であれば、これを達成できます。

在宅医療は従来の医療の枠組みにとらわれない、非常にやりがいのある仕事だと確信しています。